Osaka Metroは、株式会社SkyDrive、株式会社長大と共同で、ポスト万博の大阪エリアでの空飛ぶクルマ(※1)の社会実装に向けた環境調査を行います。
 Osaka Metroは、地下鉄およびニュートラムを9路線運営しており、大阪を各段に便利で快適なまちにしていくことを目的に、都市型MaaS構想「e METRO」を推進しています。「e METRO」では、お客さまの多種多様なニーズに対応するため、さまざまなモビリティを一元的提供することを目指しており、空飛ぶクルマを新たな空の移動手段と位置付けています。
 業務提携契約を締結する株式会社SkyDriveとともに2024年12月には大阪・関西万博後の空飛ぶクルマの社会実装を見据えた「大阪ダイヤモンドルート構想」を発表し(※2)、2028年を目途に森之宮新駅駅ビル屋上に空飛ぶクルマの離着陸場であるバーティポートを設置し、サービス開始を目指しています。
 なお、本事業については、大阪府「令和7年度 空飛ぶクルマ都市型ビジネス創造都市推進事業補助金」に採択され、駅ビル屋上へのバーティポート設置に必要となる環境影響評価などに活用する気象や騒音の影響評価を行う環境調査などを実施していきます。

※1 空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和6年4月付)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001739488.pdf

※2 SkyDriveとOsaka Metroによる「大阪ダイヤモンドルート構想」に関するプレスリリース:https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20241217_skydrive_route.php

1 調査の目的
ポスト万博の大阪エリアでの空飛ぶクルマの社会実装に目指し、駅ビル屋上バーティポートを想定した気象や騒音等、多角的な環境調査を行い、空飛ぶクルマの社会受容性を高め、安全で環境に配慮した運航の実現を目指す。

2 調査期間
2026年3月末まで

3 各社の役割
Osaka Metro
当該事業の事業管理、事業推進のための分析調査

株式会社SkyDrive他
屋上バーティポート設置に関する環境調査(気象影響評価、騒音等影響評価)

株式会社長大他
屋上バーティポート設置に関する環境調査(騒音等影響評価、実現可能性評価)

(発表資料)
大阪府「令和7年度 空飛ぶクルマ都市型ビジネス創造都市推進事業補助金」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o110020/energy/sorakuru_jigyouhi/r7jissyou.html

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