Osaka Metro Group が目指す姿(#2 2025年の地下鉄)


 2025年度までに確実に交通の大きな進化を成し遂げるとともに、駅及び駅周辺を未来に向かった姿に変化させていきたいと考えています。そのため、「誰もが安心して便利にご利用頂ける状況になっていること」、「自動運転を含め移動が確実に進化していること」、「交通と社会生活サービスが一体化し始めていること」、「駅や駅周辺がサービス拠点として便利になっていること」、「脱炭素技術が社会実装に向け動き出していること」、「大阪・関西万博が大成功し新たな移動サービスがレガシーとして社会実装されつつあること」の6つを「当社が目指す2025年の姿に向けた重点テーマ」と位置づけます。

  • 最高の
    安全・安心の追求
  • 先端技術の導入による
    交通サービスの進化
  • 快適で便利な移動、
    生活空間の提供

  • 108駅の
    サービス拠点化
  • 持続可能な
    社会実現への貢献
  • 大阪・関西万博への
    最大限のコミットメント



  • バリアフリールートの複線化
    地上からホームまでエレベーターによるバリアフリールートの整備を拡充し、複線化を実施。
  • 巨大スクリーンの展開
    なんば駅コンコース階に大型LED ビジョンを設置するなど、大型でインパクトのある広告展開に取り組む。
  • AI案内サイネージの増設
  • お客さまが、タッチパネルを用いて、駅周辺施設の案内や乗換案内などを多言語で検索可能に。
  • 音案内設備・サービス情報表示器整備
  • すべてのお客さまに安心してご利用いただけるよう、音案内設備・サービス情報表示器を整備。

  • 白杖・車いす検知システム
    白杖・車いすをご利用のお客さまを自動検知し駅社員に通知することで、スムーズなサポートを実施。
  • 次世代自販機の設置
    多言語、キャッシュレスに対応した次世代自販機で多種多様な商品がお求め可能に。
  • トイレリニューアル
  • 従来のマイナスイメージを払拭し、明るく・清潔・快適・魅力的なトイレにリニューアル。
  • 改札機能の強化
  • 全ての駅で、顔認証やQR、クレジットカードによるタッチ決済などを導入し、ニーズに応じたストレスフリーな改札へ。

  • 車両とホームとの段差・隙間の縮小
    車いすやベビーカーをご利用のお客さまにスムーズに乗り降りしていた だけるよう段差・隙間を縮小。
  • 河川氾濫対策
    止水鉄扉や止水パネルを設置することで、河川氾濫後の地下鉄の早期運行再開に努める。
  • 地下空間の大規模リニューアル
  • 駅に来ることが目的や楽しみになるような魅力的なデザインや機能が充実した駅にリニューアル。
  • 可動式ホーム柵の全駅設置
  • 可動式ホーム柵の設置により、ホームからの転落や列車との接触事故が「0」になるよう取り組む。

  • 長寿命化対策
    コンクリート表面に被覆材・繊維シート等を塗布することで、構造物の長寿命化に取り組む。
  • 構造物点検への小型ドローン活用
    構造物点検にドローンを活用することで、これまで困難であった場所が点検可能になり安全性を向上。
  • 省エネルギー設備の導入
  • 駅構内および地下鉄車内の照明を従来の蛍光灯からLEDに置き換え、照度を保ちつつも消費電力を削減。
  • 5Gサービス
  • 5Gを地下鉄車内に導入し、高速大容量で多数同時接続でも高信頼・低遅延の通信環境を整備。

  • 新型車両の運行
    車内防犯カメラの設置、4か国語ワイド液晶ディスプレイや空気浄化装置設置など安全性・快適性を向上。
  • 夢洲駅までの工事の完遂
    夢洲駅まで延伸し、国内外から多くの来訪者を迎える大阪・関西万博の玄関口に相応しい駅を建設。
  • セキュリティカメラの設置
  • 地下鉄車内や駅構内にセキュリティカメラを増設し、犯罪抑止やお客 さまの移動中の不安軽減に貢献。
  • 地下鉄車内設備の充実
  • Wi-Fi設備や空気浄化装置など、御堂筋線・中央線の地下鉄車内設備を充実させ快適な移動環境を整備。

  • 中央線の増発
    大阪・関西万博にお越しの多くのお客さまのご乗車に対応できるよう、中央線増発による輸送力を増強。
  • 保守メンテナンスの高度化
    営業列車に測定装置を搭載し線路状態や運転状況を日々監視するなど、保守メンテナンスの更なる高度化に取り組む。
  • 安全訓練の徹底
  • 消防・警察と連携したシミュレーション訓練を継続的に実施することで、異常事態への対応を強化。


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