施設などに設置するカメラについては、犯罪抑止のための防犯カメラが一般的ですが、近年、カメラの画像処理により様々なサービスが行える技術が進歩しています。
　当グループでは、カメラを用いた様々なサービスのなかで、お客さまへの選択肢の1つとして、顔識別機能付きカメラシステム（※）を活用した利便性の高いサービスを提供していきます。
　下の図（サービスイメージ）です。

顔認証改札 ※顔識別機能付きカメラシステム
顔画像を撮影するカメラ及び撮影した顔画像から顔特徴データを抽出し顔識別を行うシステムのこと。
例えば、あらかじめ検知対象者の顔特徴データを登録した照合用データを作成しておき、ある空間にカメラを設置し、当該カメラに映った人の顔画像から顔特徴量を抽出し、照合用データベースに登録された顔特徴データと照合し、検知対象者を見つけるためのシステムがこれに当たります。

顔認証決済
～クレジットカード、電子マネーや現金などの支払い以外に、顔認証決済を提案～
このように、お客さまに個別に顔認証によるサービスを行う場合は、下記の対応を行います。

①顔識別機能付きカメラシステムを活用する場合、お客さまのご理解が得られるよう、その必要性や目的を事前に説明します。
当グループとの契約に基づき顔認証（※）によるサービスをご利用されるお客さまに対して、利用規約などでメリットや顔画像の利用目的をご説明して同意いただいた方のみ顔認証サービスの提供を行います。

※顔認証
お客さま本人の要請に応じて、カメラにより撮影された顔画像から抽出された顔特徴点データとデータベースに登録された顔特徴データを照合して、ご本人であることを確認すること。

②顔認証によるサービスのご利用を望まれないお客さまに対しては、別の手段を用意するよう努めます。また、カメラの設置場所や撮影範囲等の掲示を行うなど、意図しない写り込みの防止策を講じます。
③当グループが提供するサービスの改善に活用するため、顔識別機能付きカメラシステムを用いてお客さまのご利用状況を撮影・分析する場合には、正当な理由や社会的受容性があるものに限り、実施するものとします。


④顔認証によるサービスに必要な顔画像の取扱いについては、不正アクセス、流用、紛失、破壊、改ざん又は漏えい等を防止するための各種セキュリティ対策を講じます。なお、不要になった顔画像などは速やかに廃棄します。
顔認証によるサービスはこちらへ

顔認証ソリューションの提供｜Osaka Metro
生野エリアのオンデマンドバスで顔認証乗車の実証実験を行います｜Osaka Metro