不審者による殺傷事案を想定した対応訓練
訓練想定
①駅構内(ホーム階・改札階)において、不審者による殺傷事案が発生
②異常時における連絡体制に基づいた関係機関への通報
③乗務員及び駅社員による、お客さまの避難誘導、不審者対応、負傷者の救護
④警察による犯人確保、消防による負傷者の救助
⑤被害者支援のため、負傷者等の情報収集を実施
1.緊急事態発生(不審者による殺傷事案発生)
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- 不審者がホームで挙動不審な動きをする。
- ホーム階にいた駅社員が不審者発見の通報および応援要請を行う。
- 応援要請で駆け付けた駅社員が、不審者に声をかける。
- 激昂した不審者は、カバンから刃物を取り出し、駅社員を切りつける。
- 不審者は、改札階に逃走する。不審者は、逃走中もお客さまを負傷させる。
2.駅社員が警察、消防、輸送指令所に通報。乗務員も輸送指令所に通報。
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- 駅社員は、駅長室に状況報告を行う。
- 駅長室は、警察、消防、輸送指令所に通報を行う。
- ホームで状況を確認した乗務員は、輸送指令所に通報を行う。
3.お客さまの避難誘導、不審者対応、負傷者の救護
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- 駅社員と乗務員は、お客さまの避難誘導を行う。
- 負傷者のお客さまを一時避難所で保護する。
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- 駅社員が不審者と距離を取り対応を行う。
4.警察による活動(不審者の確保)
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- 通報を受け駆け付けた警察官が不審者の確保を行う。
- 警察官は、不審者の連行を行う。
5.駅社員等による負傷者の救護活動
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- 駅社員、警察官、救急隊で負傷者の救護活動を行う。
6.消防(救急隊)による活動(救助活動)
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- 救急隊による負傷者の救護活動(救急隊による救護所を設置しトリアージを実施)を行う。
7.Osaka Metro による被害者支援活動
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- Osaka Metro による被害者支援活動の実施。
(Osaka Metro の被害者等支援計画はこちら)
- Osaka Metro による被害者支援活動の実施。
8.救急隊による負傷者の救急搬送
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- 救急隊による負傷者の救急搬送を行う。
訓練終了