中百舌鳥検車場で車両の車軸の不回転・施設損傷を想定した総合訓練を実施


地下鉄における重大な事故や大規模災害が発生した場合に備えて、技術部門(電気・車両・保線)が合同で、施設・車両の復旧に迅速に対応できる体制の確立を目的とした総合訓練を実施しています。

本年度におきましては、「車両の車軸が回転しない事態が発生し、その結果、ポイントと送電設備が損傷した」との想定のもと、2010年10月21日、中百舌鳥検車場において訓練を実施しました。

このような訓練を含め、日頃からさまざまな訓練・教育を行っています。万が一の事態には、各技術部門の職員が連携し、早期の運行再開に努めてまいります。

【訓練の概要】

1【電気】緊急電話設置

2【電気】サードレール保護板取り外し

3【車両】搬送台車取付け

4【車両】【工務】ポイントを固定

5【車両】車両転線

6【車両】【工務】ポイントを切り換え、固定

7【車両】車両転線

8【電気】サードレールの硝子の復旧

9【電気】破損したポイント部品取り外し

10【工務】トングレール交換

11【電気】ポイントの復旧

12【工務】軌道検測

13【電気】ポイント動作確認

14【電気】【工務】後片付け復旧報告

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