四つ橋線住之江公園駅で地震発生を想定した総合訓練を実施(訓練順序)

順序 訓練内容 実施内容
訓 練 開 始
西梅田発住之江公園行6両編成の列車が、北加賀屋駅~住之江公園駅間を走行中に震度6弱(第3次警報)の地震が発生、運行不能状態及び大津波警報が発令された。
1 駅職員による
初期対応
   

  • ○営業停止処置
    ○駅構内の乗客を地上へ誘導
    ○他駅への応援要請、関係先への通報

    輸送指令所より通報を受けた駅職員は、他駅への応援要請と、異常時連絡体制に基づき、各関係先へ通報する 
   
   
2 訓練列車
(運行不能)

  • ○下り北加賀屋駅~住之江公園駅間を走行中、地震の影響により運行不能になった
   
3 事故発生通報
  • ○事故発生後、直ちに乗務員から輸送指令所へ通報

    ○お客さまから乗務員に非常通報・車内のお客さまからの申告「車内で、けが人が発生しています。」

    ○車内のお客さまへの状況説明

    ○お客さまの状況の確認及び列車点検の結果を輸送指令所へ通報
   
4 関係先へ通報

  • ○住之江公園駅へ通報

    ○消防署、警察署へ通報

    ○各関係先へ通報

     輸送指令所から異常時連絡体制に基づき、各関係先へ通報
   
5 お客さまを
車内から救出
及び避難誘導

  • ○駅職員現場へ急行

      到着した駅職員が 乗務員から状況報告を受け、駅長室にPHSで報告(負傷者及び身体の不自由な方の状況等)
  • ○乗務員による非常はしごの設置

    ○先頭車両(乗務員室内 貫通扉)から避難誘導(無傷者、車椅子利用者)
    ※駅職員と乗務員の打合せにより、非常梯子を使用して避難誘導を決定
6 移動制約者等の救出及び

避難誘導



  • ○車イス利用者の救護

    ○車内に居合わせた技術職員による避難誘導
  • 駅職員、車内に居合わせた当局・技術職員により、車内のお客さま及び障害をお持ちのお客様の避難誘導を行う
7 警察・消防署員
駅へ到着

  • ○駅長室へ状況確認の後、駅職員と合同で避難誘導
8 AED訓練

  • ○駅職員による心肺停止状態のお客さまに対する、心肺蘇生法及びAED取扱い訓練

    心肺停止状態(無脈性心室頻拍、心室細動)の際に胸骨圧迫(心臓マッサージ)及び人工呼吸を行い、併せてAEDにより蘇生を行う
       (交通局では、職員にAEDの取扱い訓練を行っています)
9 合同指揮本部の

設置

  • ○消防隊、警察隊ヘ現在の状況報告後、合同指揮本部(消防・警察・交通局)の設置
10 消防隊、警察隊による
救助救急活動

  • ○消防隊による救助救急活動

    ○警察隊による救助活動

    消防隊・警察隊による重傷者等の救助活動を側扉や非常はしごから行う
11 消防隊による
救護活動

  • ○応急救護所の設置

    ○負傷者への応急手当

     消防隊が応急救護所を設置のうえ、負傷者に対し応急手当を行う
12 避難誘導及び
負傷者救出完了の報告

  • ○お客さまの避難誘導及び救出完了を合同指揮本部に連絡

    救助隊より「全員救出完了」の報告を受けた駅職員が、管区駅長に「列車内・ずい道内のお客さま全員の避難誘導完了」を報告する
○列車内の安全確認
○駅構内の安全確認
 ○ずい道内の安全確認
訓  練  終  了

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