東吹田検車場で列車の脱線、施設損傷を想定した総合訓練を実施

地下鉄における重大な事故や大規模災害が発生した場合に備えて、技術部門(電気・車両・工務)が合同で、施設・車両の復旧に迅速に対応できる体制の確立を目的とした総合訓練を実施しています。

 本年度におきましては、「列車が走行中に地震が発生、その影響により最後尾車両が脱線し、地上施設物を損傷させて、走行不能になり停止した。」との想定のもと、2014年10月28日、東吹田検車場において訓練を実施しました。

 このような訓練を含め、日頃からさまざまな訓練・教育を行っています。万が一の事態には、各技術部門の職員が連携し、早期の運行再開に努めてまいります。

【訓練の概要】
  1. 【電気・車両・工務】現地対策本部での施設、車両の損傷状態の確認、結果の報告、共有

  2. 【電気】接地線取付、非常用連絡電話設置

  3. 【車両】復旧資材の搬入、脱線車両の復旧

  4. 【電気・車両・工務】復旧車両の移動

  5. 【電気】断線した架線の復旧、電車線定規測定

  6. 【工務】道床の掘削、損傷したまくらぎの撤去、交換したまくらぎへの締結、道床の埋め戻し

  7. 【電気】列車検知装置の復旧

  8. 【電気】列車検知装置の復旧

  9. 【車両】車両移動

  10. 【電気・車両・工務】軌道内点検

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