平成28年10月23日(日)鶴見緑地公園で「スケア―ドストレート方式による交通安全教室」を実施しました。


[平成28年10月31日] 

交通局では、鶴見区安全・安心フェスタにおいて、交通ルールを守ることの大切さや自転車の無謀運転の危険性を学んでもらうための 「 スケアードストレート方式による交通安全教室 」を開催しました。
スケアードストレートとは・・・

プロのスタントマンが交通事故をリアルに再現し、恐怖を実感することでそれにつながる危険行為を未然に防ぎ、交通ルールを遵守することの大切さを体感させる教育方法です
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  • 鶴見区震災訓練&安全・安心フェスタのプログラムの一つとして、鶴見区役所と共催でスケアードストレート方式による交通安全教室を実施しました。当日は地域の方を中心に、300名を超えるたくさんの方々にご覧いただきました。

   

スケアードストレート実演
      ■ 時速40kmの衝撃

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  • 交通事故が多く起きているといわれる時速40kmで、人形を乗せた自転車に車が衝突!

    人形は撥ね飛ばされ、自転車もボロボロになってしまいました。

    衝突時は小さなお子さまが泣き出してしまうほどの音が響き、時速40kmでも非常に大きな衝撃があることを体感していただきました。
   
      ■ 見通しの悪い交差点での事故

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  • 見通しの悪い交差点で安全を確認せず飛び出した自転車と、車との衝突事故を再現。

    見学者から2名に車に同乗してもらい、事故を体験していただきました。

    体験後、飛び出してきた自転車に乗っていた人の命が無くなったかと思うほどの衝撃があったと語ってくださいました。
   
      ■ 自転車のマナー違反が起こす事故

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  • 傘差し自転車と携帯電話を使っている自転車が並走しているところに、反対側から二人乗りの自転車が逆走してきます。避けきれず自転車同士が衝突、転倒したところに車が突っ込み、一人が撥ねられてしまいました。

    一つひとつは小さなルール違反でも、大きな事故の原因になることがあります。

    交通ルールを守って自転車に乗りましょう。
   
      ■ 大型車の内輪差

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    • 大型車ではどれくらいの内輪差があるのか、市バスと人形を使って実演しました。

      バスの前輪は人形の前を通過しましたが、曲がる際に後輪が人形に当たり、踏み潰してしまいました。

      バスのような大型車では内輪差は大きくなります。交差点では一歩内側に立って、安全を確保しましょう。
        ■ バスと信号無視の自転車との衝突

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    • 市バスと信号無視で交差点から飛び出してきた自転車が衝突!赤信号で渡らないことはもちろん、信号を渡る前に黄信号になった場合は渡らない、途中で黄信号になった場合は速やかに渡るようにしてください。
        ■ 駆け込み乗車のお客さまの転倒事故

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    • 駆け込み乗車をしようとしてバスに乗り遅れたお客さまが、停留所を発進して走行しているバスを止めようと追いかけ、転倒してしまいました。走っているバスに近付くのは大変危険です。停留所には、時間に余裕を持って来ていただくようお願いします。
        ■ バス車内での停止反動事故

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    • 走行中のバスの後ろから来た自転車が、バスの前を急に斜め横断したため、バスが急ブレーキ!車内で立っていたお客さまが転倒してしまいました。

      自転車に乗っている人は、ぶつかっていないので事故になっていないと思っているかもしれませんが、車内のお客さまがケガをすると交通事故になり、自転車が加害者になることもあります。
        ■ 運転手からのお願い

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    • 実際に市バスを運転していた職員へのインタビューでバス運転手からのメッセージを発信し、事故防止への協力をお願いしました。

      ***運転手から自転車へのお願い***○ 交通ルールを必ず守ってほしい
      ○ 特に、赤信号を守ってほしい
      ○ 自転車自身が加害者にならないよう安全に走行してほしい
    このほかにも様々な事故をリアルに再現して、交通事故がいかに恐ろしいかを実感していただき、交通ルールを守る事の大切さを訴えました。

    市バスは、これからも事故防止に努めてまいります。
    自転車を利用される方においても交通ルールを守っていただき、交通事故をなくしていきましょう。

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