大日検車場で列車の脱線、施設損傷を想定した総合訓練を実施



 地下鉄における重大な事故や大規模災害が発生した場合に備えて、技術部門(電気・車両・保線)が合同で、施設・車両の復旧に迅速に対応できる体制の確立を目的とした総合訓練を実施しています。

 本年度におきましては、「列車が高架部を走行中、曲線部を通過時に地震が発生、地震の影響で最後尾車両が脱線、地上施設物を破損させて、走行不能になり停止した。」との想定のもと、2013年10月29日、大日検車場において訓練を実施しました。

このような訓練を含め、日頃からさまざまな訓練・教育を行っています。万が一の事態には、各技術部門の職員が連携し、早期の運行再開に努めてまいります。


【訓練の概要】
1 【電気】電車線停電確認、接地線取付け

2 【工務・電気】レール寸法測定、非常用連絡電話設置

3 【電気・工務】損傷したレールの復旧準備作業

4 【工務】損傷したレールの復旧

5 【工務】レール締結装置の締付け

6 【電気】損傷した電気設備の復旧

7 【車両】脱線した車両の復旧

8 【車両】車両移動

9 【車両・電気・工務】車両回送に伴う軌道点検

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