堺筋線堺筋本町駅で列車火災を想定した総合訓練を実施

2014年11月1日未明、堺筋線堺筋本町駅において、天神橋筋六丁目発天下茶屋行(下り)8両編成の列車(乗客約90名)が、堺筋本町駅出発直後、3両目付近の車内のお客さまの持ち物から出火、異常に気付いた担当車掌が非常スイッチを操作し列車は一部ずい道内に進入して緊急停止し、車内のお客さま10名が発煙などの影響により負傷を負ったことを想定した総合訓練を実施しました。

 この訓練は、異常時におけるお客さまの安全確保を最優先とし、加えて関係職員の安全意識の高揚と、不測の事態に迅速に対応できる体制の確立を目的として、平成5年に発生しましたニュートラム事故以降、大阪市消防局、大阪府警察の協力のもと、毎年さまざまな想定による総合的な訓練を実施しております。

 このような総合訓練も含め、日頃からさまざまな訓練、教育を行っております。
 異常時には、乗務員・駅職員の指示に従って冷静に行動していただきますようお願いいたします。

【訓練の概要】
  1. 列車内にて火災発生(運行不能)

  2. 事故発生通報

  3. 関係先へ通報

  4. 乗務員・駅職員による初期対応

  5. 負傷者等の救出及び避難誘導

  6. 消防・警察署員へ到着

  7. 合同指揮本部設置

  8. 消防、警察による救助救急活動

  9. 避難誘導及び負傷者救出完了報告

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